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UPDATE: 2026年1月24日 (調査報告書反映版)

円相場の現在地と未来

再び迫る「1ドル=160円」の衝撃。
構造的円安はなぜ止まらないのか?

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円相場の全体像 (2023-2026)

乱高下する3年間。2026年は再び「円急落」の局面へ。

2024年の為替介入と米利下げ期待で一時は円高へ振れましたが、2025年後半から潮流が変わりました。 政権交代に伴う財政不安(高市リスク)により、足元では再び160円を窺う歴史的な円安水準にあります。

解説動画

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「金利差」と「円相場」の乖離

金利差は縮まっているのに、なぜ円は売られるのか?

円安の質の変化

これまでの円安

「アメリカの金利が高いからドルを買う」
金利差主導(正常な動き)

現在の円安 (2026)

「日本の財政が悪化しそうだから円を捨てる」
日本リスク(悪い円安)

※高市政権の積極財政による国債増発懸念など

金利差縮小と円安進行のパラドックス

棒グラフ(金利差)は下がっているのに、折れ線(円相場)は上がっている箇所(右端)に注目してください。

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激動のタイムライン

2026年、新たなリスクシナリオへ。

2024年 4月

160円突破と巨大介入

円が34年ぶりの安値(160円台)へ突入。政府・日銀が数兆円規模の為替介入を実施。

2024年 夏〜秋

一時的な円高局面

日銀の利上げと米国の利下げ開始が重なり、円キャリー取引が巻き戻され、140円台まで回復。

2025年

トランプ再任・関税リスク

トランプ関税によるインフレ再燃懸念で米金利上昇。円安圧力が再び強まる。

2026年 1月現在

高市政権下で160円再接近

修正済: 積極財政・緩和継続への懸念から円売りが加速。159円45銭を記録し、再び危険水域へ突入しています。

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生活への影響 (購買力)

「1ドル=160円」の世界で起きていること。

ビッグマック価格比較 (160円換算)

円安が進んだため、円換算での海外価格は極めて高額になっています。日本だけが取り残されている状況です。

📉 家計への直撃

💸
  • 値上げラッシュ: 2025年は2万品目超が値上げ。輸入コスト増の転嫁が止まりません。
  • 実質賃金の低下: 賃上げがあっても、物価上昇(円安要因)に追いついていません。

🔄 資産防衛の動き (新NISA)

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「円だけ持っているのはリスク」と判断した個人が、新NISAで海外資産(オルカンなど)を購入。これが皮肉にもさらなる円売り要因となっています。